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地元のお役に立ちます!

皆さん、こんにちは。
地域密着型塗装店・株式会社技昇です!
昨日の夜は地震がありましたが、皆さん大丈夫だったでしょうか?
お家によっては屋根瓦が崩れたり、窓ガラスが割れたりしたお家もあるようでした。
今回は、国土交通省基準の住宅の劣化基準をご案内したいと思います。
こんな症状があったら、家が劣化しているという目安になる項目をお伝えしたいと思います。
戸建て住宅の劣化事象基準
【屋根】
□屋根葺き材の著しい破損、ずれ、ひび割れ、劣化、欠損、浮き、はがれ
□防水層の著しい劣化、水切り金物等の不具合
【小屋組】(下屋部分を含む)
□著しいひび割れ、劣化、欠損
□雨漏りの跡
【軒裏】
□シーリング材の破断、欠損
□軒裏天井の雨漏りの跡
【バルコニー】
□支柱部材、床の著しいぐらつき、ひび割れ、劣化
□防水層の著しい劣化、水切り金物等の不具合
【外壁】(開口部を含む)
□シーリング材の破断、欠損
□建具の周囲の隙間、建具の著しい開閉不良
【外壁及び軒裏】〈乾式仕上げ、タイル仕上げ(湿式工法)、塗装仕上げ等〉
□下地材まで到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ、剥落
□複数の仕上材にまたがったひび割れ、欠損
□金属の著しい錆び、化学的浸食
□仕上げ材の著しい浮き
【柱及び梁】
・著しいひび割れ、劣化、欠損
・張りの著しいたわみ
・柱の6/1,000以上の勾配の傾斜
【天井】〈乾式仕上げ、塗装仕上げ等〉
□下地材まで到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ、剥離
□雨漏り
【内壁】〈乾式仕上げ、タイル仕上げ(湿式工法)、塗装仕上げ等〉
□下地材まで到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ、剥離
□6/1,000以上の勾配傾斜
□雨漏りの跡
【床】
□著しいひび割れ、劣化、欠損
□著しい沈み
□6/1,000以上の勾配の傾斜
【土台及び床組】
□著しいひび割れ、劣化、欠損
【基礎】
□幅0.5㎜以上のひび割れ
□深さ20㎜以上の欠損
□コンクリートの著しい劣化
□錆汁を伴うひび割れ、欠損
□鉄筋の露出
□鉄筋の本数及び間隔・・・鉄筋の本数の不足等
【全部位共通】
□蟻害・・・著しい蟻害
□腐朽等・・・著しい腐朽等
これらの項目は、建物状況調査(インスペクション)で使われる調査項目になります。インスペクションとは、中古売買の時に主に使われる調査で、建物の安全性・健康性を証明する調査となっています。住宅の設計・施工に詳しい建築士などの専門家が、住宅の劣化や不具合の状況について調査を行い、欠陥の有無や補修すべき箇所、その時期などを客観的に検査するものです。
今のお家の劣化具合はどうなのか?安全なのか?私たちも少し意識することで、これからのメンテナンス計画や将来のライフプランを見通すきっかけになるのではないでしょうか。
弊社では、「戸建住宅劣化診断士」の認定講習を受けたスタッフもおります。
これからも大切なお家に安心して住み続けるために、気になることがあればお気軽にご相談ください。