1社だけに絞らず、相見積りを取ることのメリットは「慎重に選択が出来る」「納得のいく商品(会社)が見つかる」ことだと思います。
最初から1つの情報しか見ずに決めてしまうと、「実は自分の希望と違うものだった」となる場合があるからです。
では、どのように見積りを取ればいいのでしょうか?
1.まず一番初めにすることは、「自分のブラさない基準・希望」を決めることです。
相見積もりを取る際に「一番何を重視するのか」を決めておく事が大切です。
皆さんは、相見積もりを何のために取りますか?
●とにかく価格を比較したいのか
●塗料を比較したいのか(デザインや品質)
●施工品質(工事内容)を比較したいのか
●人との相性を比較したいのか(親身に相談に乗ってくれるか、人柄はどうか等)
●家への影響(耐久性・耐候性)を比較したのか
皆さんの大切なお金を投資する「目的」を決めましょう。
優先順位をつけておくと良いかと思います^^
2.次に目的にあった情報収集です。
重視する目的が決まったら、次に各社のHPや口コミを見て情報を集めましょう。
各社の「強み」「得意な事」「大切にしている事」「施工事例」を確認し、気になる会社を選びます。(3社程度が望ましい)
3.実際に見積りを取る
気になる会社が決まったら、連絡を取り、要望を伝えます。見積りサイトにお願いする時も細かく要望を記入しておくと打合せ時のスムーズに話が進みます。
「なるべく価格を抑えたい」「しっかり直したい」「素敵なデザインにしたい」「長持ちにしたい」等
4.打合せ、見積り説明
実際に現地調査・打合せ・見積り説明をしてもらう時には、各会社の強みを聞きつつ、ご自身の大切にしている「一番重視している目的」とマッチするのか?を見ていきましょう。
お話が上手な営業マンさんもいらっしゃいますから、「目的」をブラさないように摺り合わせしていくことが大切です^^
特に、見積り前の現地調査・打合せ時に沢山話し合いをして、納得のいく工事内容・見積り内容を「伝える」「聞き出す」をしておきましょう。
5.比較
現地調査・打合せ段階で沢山お互いに情報交換が出来ていれば、お客様の納得のいく見積り内容が出てくるはずです。各社が持ってきた見積りを確認し、最後にもう一度各会社と沢山お話することをお勧めします。
見積り内容の詳しい説明・工事内容の詳しい説明・金額について・工事時期についてお話しましょう。
そうする事で、工事の後に「失敗した」と思わない、納得のいく工事ができます。
これは、お客様だけでなく施工店側も「どれだけ聞き出せるか」がポイントになってきますので、見積りや打合せを面倒くさがらずに、丁寧に行ってみてください(^^)/