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地元のお役に立ちます!
皆さん、こんにちは。
地域密着型塗装店・株式会社技昇です!
GW中盤はなんとかお天気が続きそうですね^^
さて、今回は梅雨前の今お伝えしたい「雨漏れ」についてです。
皆さんは雨漏れを経験した方はいらっしゃいますか?
お家を定期的にメンテナンスをしている方は大丈夫かと思いますが、10年を過ぎて初めてメンテナンスを経験する方もいらっしゃると思います。
事前に雨漏れ事情を知り、ご自宅のメンテナンスに備えておきましょう。
戸建て住宅における保険請求の約95%が雨漏りによる事故
2009.10~2019.3における戸建住宅の保険事故
住宅には、家を支える構造部分とそれらを守る部分とで構成されています
【構造耐力上主要な部分】家を支える部分
小屋組・屋根板・斜材(筋交い)・壁・横架材・柱・床版・土台・基礎 等
【雨水の侵入を防止する部分】構造部分を外的要因から守る部分
屋根・開口部・外壁 等
そして、戸建住宅で生じた保険事故の約95%が雨漏りの事故であるとされています。
(住宅あんしん保証引き受け契約を対象調べ)
雨漏れ事故は、不具合が重なった時に発生します
1.通常、雨水は外壁材などの「1次防水」で壁体内への侵入を防ぎます
屋根・壁・目地・被せ付帯物などが雨水の侵入を守っています。
2.仮に外壁材の不具合等から侵入しても、外壁防水紙などの「2次防水」により室内への侵入(雨漏り)を防ぎます。しかし、それは一時的なもので時間の経過とともに2次防水機能の劣化に繋がり腐食や亀裂といった形でやがて雨漏りへと発展していきます。
ルーフィング、外壁防水紙、バックアップ材、水密材、防水シート等
3.しかし、「2次防水」に不具合等が内在すると、そこから雨水が浸入し、雨漏りが発生します。運悪く2次防水の隙間(継ぎ目・境目)等を雨水がくぐってしまうと本来であれば守られるところを屋内にダイレクトに侵入し雨漏れになる事例も多くあります。
4.「1次防水」から極力雨水を侵入させないことが、「2次防水」を守ることにもなります。外壁防水紙は濡れたままだと撥水機能が低下しやすく、寿命が低下する恐れがありますので注意が必要です。
雨漏り事故の多い部位
雨漏り発生部位ワースト15
1.開口部・・・・・サッシ廻りの取り合い 19.1%
2.バルコニー・・・防水層とサッシ枠の取り合い 6.8%
3.屋根・・・・・・パラペットと屋根及び笠木廻りの取り合い部 6.0%
4.バルコニー・・・床の防水層平部 4.4%
5.外壁・・・・・・外壁平部 4.4%
6.屋根・・・・・・天窓廻りの取り合い 4.3%
7.屋根・・・・・・片流れ屋根の軒先・ケラバ・棟の取り合い 3.6%
8.屋根・・・・・・切妻屋根の軒先・ケラバ・棟の取り合い 3.3%
9.外壁・・・・・・下屋根の壁止まり軒部 2.9%
10.開口部・・・・配管等の貫通部 2.9%
11.外壁・・・・・下屋根の雨押さえ取り合い部 2.7%
12.外壁・・・・・軒裏と外壁の取り合い部 2.6%
13.バルコニー・・排水ドレイン及び排水管取り合い部 2.6%
14.バルコニー・・手摺壁と外壁および笠木まわりの取り合い部 2.2%
15.外壁・・・・・水切り取り合い部 2.2%
いかがでしょうか。サッシ廻りが19.1%と多いですが、全体的な割合を見ると屋根・外壁・開口部・バルコニーとほぼ同じ割合で発生しているのが分かります。
都市型住宅デザインは雨漏れ事故発生割合が高い
近年の新築住宅のデザインは近代的になり、スマートでお洒落なお家も増えてきました。
しかし、都市型住宅のデザインは場合によってはより雨漏り対策に注意が必要になってきます。
①高気密・高断熱
一度入った水分・湿気は抜けにくい
②陸屋根/超緩勾配屋根
パラペットが多い→納まりの複雑化
③ケラバゼロ
屋根と外壁の取り合いが難しい
④短い庇(軒がゼロ)
外壁への雨掛かりが多い
軒の出ゼロの場合は、軒の出が有る家の5倍も雨漏りが多いとされています。
⑤庇(霜よけ)がない
サッシ上部への雨がかりが多い
定期的にお家を確認しながら正しくメンテナンスしましょう
ここまで読んで頂きましたが、雨漏りで分かったことは
①雨漏りはどこでも起こる可能性がある
②一度雨漏りになると大変。(お家を全部剥いで確認しなければならない。調査・修繕費がかさむ)
→雨漏りになる前に、メンテナンスで防ぐ事が大事になります。
雨漏りは事前に防ぐ事ができます。
屋根点検で瓦が割れていれば、交換・補修をるす。塗装で防水機能を保つ。古いものは交換・新設をする。塗装時には取り合い部分のシーリングを打ち換えし、新しいものにする等、正しいメンテナンスをしておけば雨漏りを防ぐ事ができます。そして工事の内容の意味合いが分かれば、安心してリフレッシュ工事が出来るのではないでしょうか?
□我が家の防水機能は大丈夫だろうか?
□家の防水機能を強化したい
□雨漏れしているけど場所が分からない。修繕してほしい
□工事内容が分からない etc...
気になる事があればお気軽にお問い合わせください。
今まで雨漏り調査・修繕の経験を積んだプロが皆様のお家の雨漏りのお悩みを解決いたします(^^)/