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皆さん、こんにちは。
地域密着型塗装店・株式会社技昇です(^^)/
今週いっぱいは晴れ間が続きそうな愛媛県です!
さて、今回はセメント瓦のおさらい!
皆さんはご自宅の瓦が何瓦かご存知でしょうか??
屋根瓦のひとつ、「セメント瓦」について解説していきます^^
セメント瓦とは?
セメント瓦とは?
セメント瓦とは、セメントと川砂を重量比1:2~1:3で固練りに混ぜてモルタルを型に入れて成形したもので、形状により、和形、洋型、S型等の種類があります。
特徴は?
セメント瓦もカラーベスト同様に、それ自体には防水機能がほとんどありません。また塗料で着色するので、どんな色にもすることが出来、家の形や壁の色に合わせて変えることが出来ます。ただ、経年によってセメントの劣化が進み、瓦が「スカスカ」になり、色落ちし、表面が劣化してきます。
こんな現象ありませんか?

塗膜の劣化・剝れ
コンクリート瓦の塗料がはがれたケースです。塗膜の劣化が著しい場合や塗装方法に問題がある場合、塗装後2~3年で塗料がはがれる恐れがあります。また、酸性雨や紫外線等により、劣化して色が褪せると、外観が損なわれるだけでなく、下地のセメントが露出し、石灰分が流れてしまい、瓦そのものも劣化してしまいます。
カビ・コケの発生
ホコリや土などが表面に蓄積し、カビや苔が発生しているケースです。一旦発生すると、更にホコリが蓄積しやすくなるため、早めのお手入れが肝心です。また、毛細管現象により、重なり部分に発生したカビや苔が瓦の裏へ水を運び、雨漏りの原因になります。さらに下地を腐らせ、建物の構造体を傷める恐れがあります。
瓦のひび割れ
何らかの衝撃が原因で起こるケースです。よくある例はアンテナ取り付けや補修時に衝撃が加わり、割れる場合があります。職人の点検が鉄則ですが見落としがよくあります。また、構造の際の小さなヒビに水が入ったり、瓦を固定するための釘が錆びるときに膨張することでできる割れなどが原因です。脱落だけでなく、雨漏りの大きな要因につながります。
モニエル瓦の塗装は要注意!

乾式洋瓦は経年変化により、表面の着色セメント層が傷んできます。この着色セメント層のことをスラリー層「ドロドロとした粥状の層」と言うのですが、水に濡れると、どろどろした粥状になります。以前はこの上に塗装をすると剥がれ等が起きるトラブルが多く、乾式洋瓦には塗装が出来ないとの見解でしたが、スラリー層を固める水性2液型エポキシ樹脂シーラーという下塗り材が出来てからは、塗装可能になりました。
表面の劣化したスラリー層は出来るだけ取り除くのが最も大切です。
屋根工事のポイント
屋根工事等の見極めのポイントは、雨漏れしている 雨が漏りそう 美観上の塗装替えをしたい等があります。
雨が漏る原因は ①瓦が割れる、②瓦自体が水を通過してしまう、③瓦がずれる、④瓦の下の防水シートが破れている。
①や④の原因では材料の取り替える必要がありますので、葺き替えとなります。②の原因なら塗装替えも有りますが、通常、モニエル瓦はセメント成分だけで漏水する事は考えられません。
モニエル瓦の塗装については漏水よりも美観上の問題と、瓦そのものの耐久性を増すための行為と考えてください。いくつかの業者にそれぞれの観点から説明を受けられ、納得の出来る業者に工事をお願いしましょう。