皆さん、こんにちは。

地域密着型塗装店・株式会社技昇です!

塗装を考えて業者に依頼して説明に来て貰ったけど、専門用語が多すぎて分からない(*_*)となった事はありませんか?

「一体何のこと?」となった時のために

今日は塗装で使われる専門用語をご紹介していきます^^

よく聞く「塗膜」って何? 「塗料」は何でできてるの?

【塗膜(とまく)】

塗装した後に形成される塗料の膜のことをいいます。

【塗膜成分(とまくせいぶん)】

樹脂、顔料、添加剤などによる塗膜となる成分のことです。

【樹脂(じゅし)】

塗料において、溶剤などが揮発した後で塗膜を形成する主成分のことで、この樹脂によって塗料の主な性能が決まります。

石油からつくられる樹脂が多いですが、天然のものでは亜麻仁油、セラックなどがあります。

【顔料(がんりょう)】

塗料に色を付ける成分です。その他にも、塗膜に厚みを持たせるものや防錆性を持ったものもあります。

【添加剤】

塗料の性能を補助するために加えられる剤で防カビ剤や粘度調整剤、防腐剤などがあります。

 

 

【溶剤】

樹脂を溶かして液状にし、塗料として塗装できる状態にする液剤のことです。希釈にも使われています。

塗装後、塗料中の溶剤が揮発すると、樹脂などの塗膜が残ります。

溶剤は「水」、「弱溶剤」、「強溶剤」に分類されることが多いです。

塗料の名前~前編~

【弱溶剤型塗料】

従来の揮発性の高い溶剤(トルエン・キシレン・エステル・ケトンなど)に対し、消防法による第4類危険物第3石油類などの、より少ない溶剤を使った塗料を一般に指します。

【水性塗料】

揮発性シンナーを用いる代わりに、水で希釈することが出来る塗料の総称。「水系」ともいいます。

【エマルション塗料】

水性塗料の代表的な塗料で塗料の主成分である樹脂を水に分散させ、乳化させています。塗装後、水分が抜ければ、水には溶けなくなります。

【含侵塗料(がんしんとりょう)】

木材などの素地にしみ込んで表面に膜をつくらない塗料です。

塗膜をつくるものは「造膜塗料(ぞうまくとりょう)」と呼ばれます。

【エナメル】

不透明で顔料を含んだ塗料の総称のことをいいます。

【油性塗料】

動植物性の油脂が主成分の塗料で代表的なものには、俗にペンキと呼ばれる油性調合ペイントがありますが、現在は主成分を合成樹脂調合ペイントをペンキと呼びます。

油性塗料の他に、合成樹脂塗料(溶剤系、水系)、酒精塗料、セルロース塗料、漆などがあります。

【ワニス】

木材などの表面に塗る、顔料を入れない透明の塗料のことです。ニス、バーニッシュなどとも呼ばれ、使用される成分によって様々な種類があり、セラック、ワニス、スパーワニス、などが代表的です。

【クリアラッカー】

ニトルセルロースを主剤とした木材用透明塗料で耐油性、耐摩擦性はありますが、耐熱性にはやや劣ります。家具、建具などに幅広く用いられていて、これに顔料を加えたのがラッカーエナメルです。

【オイルステイン】

木の表面のテクスチャなどを残しながら半透明に着色する油性塗料です。水性やアルコール性のステインもります。

【木材保護着色塗料】

木材の表面に浸透し、塗膜をつくらない着色も兼ねた含侵塗料(がんしんとりょう)のことです。防腐効果のあるものなどがあります。

 

今回は、塗料の種類~前編~をお伝えしました!主に塗料の構成成分と木材系用塗料の説明でした。

たくさん種類があるので、次回は外壁塗装時によく聞く塗料をご紹介していきます^^

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