皆さん、こんにちは。
地域密着型塗装店・株式会社技昇です!
前回お伝えした、塗装用語の塗料編・後半です(^^)/
塗料の名前~後編~
【アクリル樹脂塗料】
アクリルが主成分の合成樹脂塗料で樹脂塗料の中では兼価なため、よく使われることが多いです。
水性塗料としても長く使われています。
【シリコン樹脂塗料】
主にシリコンアクリルが主成分の合成樹脂塗料で耐熱性、耐候性が良いです。
【フッ素樹脂塗料】
フッ素を含む樹脂が主成分の合成樹脂塗料で耐用性がよく塗料の中では価格も高いです。
【エポキシ樹脂塗料】
エポキシが主成分の合成樹脂塗料で耐薬品性、耐溶剤性、防食性(防錆)、密着性などがあり、様々な場面で使われています。
【塩化ビニル樹脂塗料】
塩化ビニルが主成分の合成樹脂塗料で、水、湯、油などに強いとされています。
【フタル酸樹脂塗料】
合成樹脂調合ペイントと同じアルキド樹脂系の塗料で光沢、塗肌が良いです。
【漆】
漆の木から採れる樹液を加工した天然樹脂塗料です。日本の伝統的な塗料の一つで、建築では、漆を薄く塗り木目を見えるようにした拭き漆といった使い方もあります。
【柿渋塗料】
柿渋から得られる、赤褐色で半透明の塗料です。日本古来の材料で、和傘などにも使われ、防水、防虫、抗菌などの性能があります。
【カシュー】
カシューの木から採れる油性塗料で漆の代用として使われてきました。
【サビ止め塗料】
鉄骨などのサビを止めるための塗料です。従来は鉛やクロムが使われてきましたが、現在は安全性からこれらが入っていない「鉛・クロムフリーサビ止め塗料」が主流となっています。
【光触媒塗料】
光触媒に光が当たることで、表面に汚れや雑菌を付きにくくする塗料です。光触媒は酸化チタンです。
【機能性塗料】
保護や色付けといった基本的な塗料の役割以外の、様々な機能が付加された塗料のことです。
防カビ性、抗菌性、防水性、低汚染性、静電気防止性、遮熱性、耐火性が付加されたものの他、落書き防止を機能として持つ塗料等があります。
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【遮熱塗料】
太陽光に含まれる赤外線を反射して、塗膜や下地の温度上昇を抑える塗料で高日射反射率塗料ともいいいます。
【耐火塗料】
火災時、塗膜がある一定の温度に達したときに、数十倍に膨張して断熱層を形成し、耐火の役割を果たす塗料です。鉄骨構造体に使用されることが多いです。
【防カビ塗料】
防カビ剤を含有させた塗料です。内装用塗料などにも使われます。
【低汚染性塗料】
塗膜が汚染しにくいか、自己洗浄機能を持つ塗料のことです。塗膜に付着した汚れが雨水とともに流れ落ちるなどのメカニズムがあります。
環境配慮型塗料
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【非トルエン・キシレン塗料】
弱溶剤性塗料といった分類では、トルエンやキシレンの含有が曖昧なので、含有していないことを明確にした塗料のことをいいます。
【ゼロVOC塗料(VOCフリー)塗料】
VOC(揮発性有機化合物)を含まない、又は塗装後のVOCの発生がない(極めて微量な)塗料のことをいいます。多くの塗料にはVOCが含まれていて、たくさん入っている溶剤系の油性塗料などはペンキの臭いがします。VOCが入っていない塗料をゼロVOC塗料といいます。
適切に選ぶ事が大事
塗料にもたくさんの種類がありますね!それぞれで特徴や役割が違うのが分かります。
どの塗料が良い・悪いという事ではなく、「重視したい機能性」「好みの印象・なりたいイメージ」を踏まえて選んでいくと納得のいく塗装をすることが出来ます。
どんな塗装にしたいのか分かりにくい、イメージがつきにくいという方はお気軽にご相談ください^^
塗装のプロが専門家視点からご提案させていただきます(^^)/